み・む – ビジネスホン(ビジネスフォン)用語集

未応答/みおうとう
掛かってきた電話に意図的に出ないか、あるいは電話に出られないこと。

ミューティング/みゅーてぃんぐ
電話着信音を一時的にオフにすること。

 

無線/むせん
通信にケーブルやコードを使わずに電波、赤外線、光や音波など使用して行う通信のこと。無線に対して、ケーブルやコードを使用する通信を「有線」という。

無線LAN/むせん
同一の建物や敷地内で構築するネットワークを「LAN(Local Area Network)}という。通常、ネットワークへの接続はケーブルを用いて行うが、ネットワークへの接続を無線で行う場合もある。そのようなネットワークを「無線LAN」という。すなわち、無線LANとは、無線方式でデータの送受信を行うLANのこと。ワイヤレスLANとも呼ばれる。無線LANを使えば、面倒な配線作業が不要で、電話だけでなく、パソコン、プリンター、TV,スマートフォンなど様々なデジタル機器をつなげる。ネットワーク化すれば、離れたところからでも操作可能。

無装荷搬送方式/むそうかはんそうほうしき
ケーブル配置や接続の工夫により、漏話をおさえ、真空管増幅器で信号の源衰を補填する方式。

め – ビジネスホン(ビジネスフォン)用語集01

鳴動/めいどう
電話機の着信音が鳴ること。電話に着信があることを知らせるもの。

迷惑電話おことわりサービス/めいわくでんわおことわりさーびす
同一の電話番号から繰り返しかかってくるいたずら電話に対して、以後同じ電話番号からの着信に対し、「この電話はお受けできません」などのメッセージを自動で応答するNTTのサービス。利用料が必要。

迷惑電話防止機能/めいわくでんわぼうしきのう
ビジネスホン機器本体に機能として搭載されていおり、「この電話はお受けできません」などのメッセージを自動応答するサービス。いたずらでんわや、出たくない相手からの電話の場合に役立つ機能。

メインディストリビューティングフレーム/めいんでぃすとりびゅーてぃんぐふれーむ
主配線盤のこと。「MDF(Main Distributing Frame )」とも。電話線をビル内に引くときに、電話会社側から引いてきた電話線の束を各フロアに配線するための中継となる装置のこと。以前は、NTTしか直接接続ができなかったが、現在はNTT以外の通信事業者にも提供されている。

め – ビジネスホン(ビジネスフォン)用語集02

メークビジー/めーくびじー
電話機を回線ごとに使用できない状態にすること。ワンプッシュでビジー状態にできるボタン搭載の電話機もある。

メタルケーブル/めたるけーぶる
金属製のケーブル。銅製のケーブルの使用が一般的で、信号だけでなく電気を送ることができる。従来のアナログ電話回線ではメタルケーブルを使用する。ノイズに弱く、信号の減衰などの問題がある。

メタルプラス/めたるぷらす
NTT回線を使わずに、KDDI独自のネットワークで提供する電話回線のサービスで、IP電話も可能だったが、2013年6月に新規申し込みの受付を終了。

メッセージ表示通知サービス/めっせーじひょうじつうちさーびす
ボイスメールセンタなどから、そのユーザにメッセージが届いたことを通知するNTTのサービス。

メディア/めでぃあ
USBメモリ、FD、MO、CD、SVSなどデータを記憶するための外部記録媒体。大容量化、低価格化が進んでいる。

メロディ着信/めろでぃちゃくしん
電話機の着信音がメロディーになっていること。自分のお気に入りの音楽を着信音にできる機種もある。

も – ビジネスホン(ビジネスフォン)用語集

モーニングコール/もーにんぐこーる
あらかじめ設定した時間に電話機を鳴らし、着信音を目覚まし時計の代用にする機能。

モジュラーケーブル/もじゅらーけーぶる
電話機をモジュラージャックに接続するためのケーブル。簡単に脱着が可能。かつては電話機と電話線を接続するにはローゼットを使用していたが、こちらの接続には資格が必要。

モジュラージャック/もじゅらーじゃっく
電話線やモデム・LANの接続用差し込み口の事。プラスチック製のプラグにツメがついた形で、簡単に脱着できて抜け落ちにくい。

モデム/もでむ
アナログ電話回線を利用して、コンピュータの信号を通信可能に変換する装置。送信側のコンピュータで送り出したデジタル信号をアナログ信号に変換して電話回線に送り、受信側でまたアナログ信号からデジタル信号に変換して受け取る仕組みで、ダイヤルアップでインターネットに接続する際に必要となる。

モデムダイヤルイン/もでむだいやるいん
受信した電話番号をモデム信号に変換して、電話機に通知する機能。

モニタリング/もにたりんぐ
通話内容を、他の内線で聞くこと、もしくはその装置のこと。テレマーケティングやコールセンタなどで、トラブル対応や、サービス向上などに活用されている。

モバイル/もばいる
携帯電話、スマートフォン、小型パソコンなど携帯できる通信機器の総称。それに対して、固定電話など移動させない通信機器を「ランド(land)」という。

モバイルアクセス/もばいるあくせす
携帯電話や小型のコンピュータを使って、外出先からインターネットにアクセスすること。電話機にアクセスして、留守番電話のオンオフ切り替えや、メッセージを聞くことも可能。

モバイルセントレックス/もばいるせんとれっくす
携帯電話やスマートホンを内線電話に利用できる機能。外出先していても、かかってきた電話をオフィスにいるのと同じように受信できる。

や・ゆ・よ – ビジネスホン(ビジネスフォン)用語集

夜間切り替え/やかんきりかえ
電話機に、昼と夜を設定して運用を切り替える機能。

 

USIMカード/ゆーえすあいかーど
携帯電話事業者が発行する、契約者情報を記録したICカードのこと。

ユーザ・インタフェース/ゆーざ・いんたふぇーす
人が機械と情報をやり取りするための接点となる部分又は方式のこと。パソコンにおけるマウスやキーボードのことで、電話機では、ダイヤルボタンや操作パネルを指す。

ユーザネットワーク・・インターフェイス/ゆーざねっとわーく・・いんたーふぇいす
NTTなどの通信事業者が利用者の宅内に設置するモデムやルータなどのネットワーク機器と、利用者が設置する機器との境界点のこと。

ユーザビリティ/ゆーざびりてぃ
ユーザにとっての使いやすさや使い勝手のこと。機能の多さに比例するわけではない。

有線LAN/ゆうせんらん
ケーブルを使って(有線で)、電話機などの通信機器、コンピュータ、プリンタを接続して構築されたネットワーク。同一構内や敷地内など限られたエリアのネットワーク。これに対して、無線で構築されたLANを「無線LAN」という。

ユーピーエヌピー/ゆーぴーえぬぴー
UPnP。電話機の他、パソコンや周辺機器、AV機器、家電などをネットワークを通じて接続し、相互に機能を使えるようにする仕様。

ユニキャスト転送/ゆにきゃすとてんそう
特定の相手と1対1で通信する方式。複数の相手と通信するものを「マルチキャスト」、不特定多数との通信を「ブロードキャスト」という。

ユニバーサルデザイン/ゆにばーさるでざいん
年齢、性別、身体的な機能の違いとは無関係に、多くの人が使いやすい、製品、サービス、環境、情報の設計。ユニバーサルデザインの7原則としては、
1、公平性 2.自由度 3.単純性 4.わかりやすさ 5.安全性 6.身体への負担の少なさ 7.スペースの確保 がある。

ユビキタス/ゆびきたす
あらゆる物にコンピュータが埋め込まれ、いつでもこでも情報通信技術の恩恵を受けられる環境のこと。

ゆらぎ吸収/ゆらぎきゅうしゅう
品質の高い通話環境にするために、音声データのゆらぎ(エコー)を吸収する機能。

 

予算オーバー発信規制/よさんおーばーはっしんきせい
あらかじめ通話料金の上限を設定して、料金が上限を超えた場合は発信できないようにする機能。

撚り対線/よりたいせん
通信用ケーブルの一種。2本の電線を拠り合わせた形状をしている。LANの配線として使用されている。「ツイストペアケーブル」ともいう。

ら – ビジネスホン(ビジネスフォン)用語集

来客受付システム/らいきゃくうけつけしすてむ
電話機のタッチパネルの画面を押すだけで、相手を呼び出すことができる機能。受付業務を無人で行うことが可能。

ライセンス/らいせんす
ソフトウェアを購入したユーザが、メーカーから取得したその製品を使用する権利のこと。ライセンスを取得したユーザは、ソフトウェアそのものではなく使用許諾権を購入することになっている。

雷防護アダプタ/らいぼうごあだぷた
落雷により電源線や電話線に高電圧が発生し、通信機器のアースに流れる電流から通信機器を守るための装置。

ラインカード/らいんかーど
名刺サイズのパッケージで、加入者線インターフェイス回路を収納したもの。

ラインシェアリング/らいんしぇありんぐ
1本の回線で、電話とADSLが同時に利用できるサービス。

ラインスプリッティング/らいんすぷりってぃんぐ
競争している市内通信事業者(CLEC)が既存の市内通信業者(ILEC)から借りたラインで音声サービスを提供し、さらに別の市内通信業者(CLEC)が、同じライン上でデジタル通信サービスを提供すること。

ラストワンマイル/らすとわんまいる
通信サービスの加入場所から、最寄りの電話基地局までの回線のこと。

ランプ情報/らんぷじょうほう
交換器のなどの装置の故障表示、系統構成表示などをランプを点灯してお知らせする機能。

り – ビジネスホン(ビジネスフォン)用語集

リスナープロセス/りすなーぷろせす
複数の通信路からの通信をまとめて行う処理の単位。

リダイヤル/りだいやる
過去にかけた電話番号にボタンひとつ押せば発信することができる機能。以前は、直前にかけた番号のみリダイヤル可能だったが、最近では過去の発信、受信履歴からどの番号へでも簡単にリダイヤルが可能。

リダイレクション方式/りだいれくしょんほうしき
ユーザが利用する通信サービス事業者を変更したときに前と同じ番号を使用できるようにする方法のひとつ。

利得スイッチ法/りとくすいっちほう
短い電流パルスもしくは、強い高周波電流をレーザ光を発する半導体に注入して、電流波形より短い光パルスを発生する方法。

リトライ/りとらい
電話をかけた相手が話し中などの場合に、連続してかけること。

リモートアクセス/りもーとあくせす
電話回線などを通じて、外からコンピュータやネットワーク上の機器と接続すること。例えば、自宅にいても社内にいるのと同じように社内システムを活用でき、在宅勤務が可能となる。

リモートコールバック/りもーとこーるばっく
事前に登録してある携帯電話などから、指定された番号に電話し、ワンコールで切ると、自動的にかけ直してくる機能。

料金モニタ/りょうきんもにた
最後にかけた電話の通話料金を表示する機能。

る・れ – ビジネスホン(ビジネスフォン)用語集

ルータ/るーた
LANとWANなどの異なった種類のネットワークを接続する機器。ルータは、複数の電話機、パソコン、プリンターなどにプライベートIPアドレスを割り当て、ルータに接続した機器を同時にインターネットにつなげたり、ファイル共有やプリンターの共有を可能にする。最近のルータでは、外部からの不正侵入を遮断するセキュリティ機能も備えている。

ルートトレース/るーととれーす
通信中の接続経路や接続にかかわる複数の装置を識別する機能。

ループ状態/るーぷじょうたい
端末と加入者回線の直流抵抗の和が、電話交換機側から50オーム以上で、かつ1700オーム以下の状態。

留守番電話/るすばんでんわ
電話に出られない時や外出中に、かかってきた相手に自動で応答し、相手のメッセージを録音できる機能。応答メッセージを流した後に、相手の用件を録音。相手の用件を録音せずに、応答メッセージのみ流す。あたかじめ登録しておいた携帯電話や他の電話に自動的に発信し伝言が録音されたことを通知、リモコン操作で用件を再生し確認できる。

 

レガシーPBX/れがしーぴーびーえっくす
従来のPBXの機能しかもたない交換器のこと。最近ではIP-PBXに置き換わりつつある。PBXの配線には資格が必要となる。

レジスタジャック(RJ)/れじすたじゃっく
通信用ケーブル接続コネクタ企画の一つて、国内では一般にモジュラージャックと呼ばれる。

ろ – ビジネスホン(ビジネスフォン)用語集

漏話/ろうはなし
伝送中の信号が信号線からもれて、他の信号線に影響を与えてしまうこと。「クロストーク」ともいう。

ローカル/ろーかる
ネットワークに接続されていない状態でも操作可能な機器や環境のこと。サーバーに接続されたクライアントのことをローカルということもある。

ローカルディテクション/ろーかるでぃてくしょん
音声に復調するために、光ファイバからの漏洩光を受ける方式。

ローゼット/ろーぜっと
電話機を電話回線に接続するための屋内配線装置。配線するには資格が必要だが、現在では配線に資格の要らないモジュラージャックが普及している。

ローミング/ろーみんぐ
本来のサポート対象となる通信事業者のサービスエリア外で他のキャリアの設備を利用して通信を行えるようにすること。海外でも、通信事業者が提携していれば通信できる国際ローミングも行われている。

ログ/ろぐ
電話機の送受信のデータ、相手先、日時、通話時間、料金などの通信状況を記録したデータのこと。

録音ユニット/ろくおんゆにっと
留守番電話のメッセージや通話を録音する機能を、主装置に追加するために必要な部品のセット。

ロゼッタネット/ろぜったねっと
電子商取引の標準規約を定めている団体。情報機器メーカーなどが加盟している。

論理多重/ろんりたじゅう
1つの回線に、複数の通信回路を設定すること。

論理番号/ろんりばんごう
サービスの利用者を識別する番号で、接続のtめの電話番号に変更される。フリーダイヤルサービスの”0120”など。

わ – ビジネスホン(ビジネスフォン)用語集

話中/わちゅう
通話中のこと。「はなしちゅう」と読むのが普通。

ワーム/わーむ
コンピュータウィルスの一種で、ネットワークを通じてコンピュータに侵入し、データを破壊したりするプログラム。ワームに侵されたコンピュータにネットワークで接続されている場合、電話機も不都合が起きる場合がある。

ワールドプリペイドカード/わーるどぷりぺいどかーど
キャッシュレスで固定電話・公衆電話・携帯電話・PHSなどの電話から、世界230以上の国や地域へ国際電話をかけることができるサービス。日本国内の通話にも利用できるものもある。購入価格以上に通話ができるプレミアム度数が付加されており、低価格な料金が適用される。購入場所は、コンビニエンスストア、空港、駅のキオスクなど。

ワイヤレス/わいやれす
無線のこと。「コードレス」ともいう。電波や赤外線などを利用して通信を行う。

割込通話/わりこみつうわ
通話中に他の相手から電話がかかってきた際に、先に通話をしていた相手を保留にし、後でかかってきた相手に切り替えて通話できるサービス。通話相手を交互に切り替えることもできる。

ワン(WAN)/わん
「Wide Area Network」の略。LANより広い範囲のネットワークの呼称。LAN同士を接続して構築する。

ワンショット留守番/わんしょっとるすばん
かかってきた電話に出られない時に、ワンタッチ操作でメッセージを自動応答させて、要件を録音させる機能。接客中や、他の電話に出ている時になどに便利。

ワンタッチダイヤル/わんたっちだいやる
電話機のボタンに電話番号を登録して、ダイヤルすることなくボタンを押すだけで発信できる機能。